私はその日もまた1番後ろ窓際の席でいじられてる奴を見てた。



可愛そうにもなるけど助けようとも思わない、それがアイスなら別だけど。



かといって面倒な事に巻き込まれたくないし、知らぬが仏だょ。



いつものようにだるい授業が終わりまた
「モネお昼だょ行こっ」と アイスが言う。


「何がいーと思う?」
「T定食かな私の気分だけど」「じゃあそれにしよ!」

アイスははっきり言って物凄くカワイイ、上目使いやまんまるの大きい目、少しふっくらしたピンク色のほっぺに小さい子供のような声

こんな娘が私の友達なんて信じらんないくらい。



「いいねぇアイスは可愛くて」「えーモネも綺麗じゃん」「いや私に人よって来ないから」「……あぁモネは高嶺の花とか言われてるからなぁ」


そう言いながらお昼を食べ終え教室へ戻った。