品の良い、レモンイエローの普段着風ドレスをまとい、眼鏡をかけて真剣に取り組んでいる様子だ。
(うそ。こんなところで?)
こんなところ、と言っても、クイーンズパレス内の図書館であるから、別段おかしなことはない。ただ、王女様と言えば、専属の教師が、王女の部屋まで教えにいくというイメージがあった。
(あ、そっか…今日は祝日だって誰かが言ってたものね)
祝日は王女の講義も休みになると、小耳にはさんだことがある。
それでここまでやってきて、勉強しているなんて…。
その熱心さに、じわりとあたたかい気持ちがこみあげてきた。
「あの、レティシア王女殿下、こんにちは」
セレイアが嬉しくて思わず声をかけると、レティシアは書物から顔を上げ、澄ました視線をよこした。
(うそ。こんなところで?)
こんなところ、と言っても、クイーンズパレス内の図書館であるから、別段おかしなことはない。ただ、王女様と言えば、専属の教師が、王女の部屋まで教えにいくというイメージがあった。
(あ、そっか…今日は祝日だって誰かが言ってたものね)
祝日は王女の講義も休みになると、小耳にはさんだことがある。
それでここまでやってきて、勉強しているなんて…。
その熱心さに、じわりとあたたかい気持ちがこみあげてきた。
「あの、レティシア王女殿下、こんにちは」
セレイアが嬉しくて思わず声をかけると、レティシアは書物から顔を上げ、澄ました視線をよこした。

