人生やり直しサイト



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「めんどくせー。」


「しょうがないよ。がんばろ!」



私は今佐々木と委員会の集まりに向かっている途中だ。



「ここだよね?」


佐々木はそう言いながら視聴覚室に入っていく。

私もその後に続いていき、席に着いた。




「おおー。浩也じゃん!」



佐々木は席に着くなり、前の男子に話しかけていた。


「お、雄大!」


「浩也が学級委員って意外だな。」


「お前の方が意外だろ!」



うわ、津田じゃん…。
やだなぁ。一緒だったんだ。



佐々木に話しかけられている奴は津田浩也という中学で最も発言力があった厄介な人物だ。

よく男子のグループで悪口を言っているのを見かけたり、私のことを言っていることもあった。



「鈴本!こいつ津田浩也っていうんだ!同じ小学校の奴。」


「あっ、初めまして。私、鈴本ほのかって言うんだ。よろしくね。」


私は気持ちを切り替えて津田に向かって笑顔を向ける。



「よろしくな。」


津田はそっけない態度で答えた。



えっ!そんだけ?


こっちは気持ち切り替えて接したっていうのに!



「そっけな!もっと仲良くしよーぜ!」


佐々木は津田の肩を組んでそういった。




「……。」




「仲良くしてね、津田くん。」


私はなんとか笑顔を保って、話しかける。



「……」


津田は黙って席に着いた。



「ちょっと!浩也!どうしたんだよ?今のはひどくね?」



佐々木が津田に話しかけたが、こちらを降り向くことはなかった。


「ごめんなー!いつもはあんなんじゃないんだけどな。」


佐々木は困ったように笑いながら私の横に座った。



「大丈夫だよ!ありがとね、佐々木君。」

私は笑顔で答えた。



あんの野郎!覚えとけっ!