「みーなーみーくぅーん!!どこにいるのぉぉ!?」



遠くで華の声が聞こえる。


変態の友を持ったことは、良くも悪くも日常が刺激的だ。


遥か彼方に小さく見える彼女の背中を見ならが思う。


我が友よ。


あんたがいつか警察のお世話にならないことを切に願っています。



あたしはそっと、その後ろ姿に手を合わせた。