ゆっくりと布団から手を伸ばして、みなみくんの髪の毛を触ってみた。 あ。思ったとおりのふわふわでサラサラの、触り心地のいい髪の毛。 みなみくんが寝ている時しか出来ないもんね! 今のうちに思う存分触っておこう! ゆっくりと、上から下へと撫でる。 「みなみくん、もう無茶したらだめだよ。」 まるで、秘密の恋のおまじないのように、そっと囁いた。