顔を布団で隠しながら、みなみくんのほうをちらりと盗み見た。 みなみくんは、真っ白いシーツの上に横になって、ちょっぴり顔色が悪かった。 「みなみくん………………」 ちいさく、あたしの口からこぼれた言葉。 早めに気付いてよかった! 見守るだけでも、あたし、幸せ!!