隣の席のみなみくんは笑わない





さっきから、とても視線を感じる。




その視線の先の主が誰なのかは、言わずともがなわかると思うが……。




「みなみくん。あたし、みなみくんの履いてる上履きになりたい。」













…………やはり彼女は、僕にとって脅威と恐怖と、驚愕の塊以外のなにものでもない。