さっきから、とても視線を感じる。 その視線の先の主が誰なのかは、言わずともがなわかると思うが……。 「みなみくん。あたし、みなみくんの履いてる上履きになりたい。」 …………やはり彼女は、僕にとって脅威と恐怖と、驚愕の塊以外のなにものでもない。