帰りはいつも蓮。
蓮と帰るのが当たり前になってるけど普通の女の子にとっては羨ましいはず。
ちょっと優越感。
でも今日は愛華の彼氏の悠大と瞬くんと一緒だ。
男同士で盛り上がってる。
悠大くんのおめでたい話だもんね。
悠大くんも愛華と同じ幸せな顔してる。
よかったね、愛華。
「……ぉぃ、寝んなよ………」
気づいたらあたしは寝てしまったらしい。
蓮の匂いに包まれて幸せな気分で夢の世界へ。
―「美空、俺さ、お前のこと好きなんだわ」
「へっ?!ほんと!?あたしも好き!!」
こんな夢を見た。
蓮と両想いになる夢。
幸せな夢だ。
目覚めたくない。―
「…ぃ!!おい!!起きろ」
「ふにゃ…?あたし、…夢?」
「なに言ってんだよ。降りる駅だぞ」

