「え、俺ってそんなにわかりやすい?」
「さぁね。でもあたしにはわかるよ」
西島兄が気づいてないことを祈る。
姉ちゃんに根掘り葉掘り聞かれた。
しゃべっちゃってる俺ってとことん姉ちゃんに甘い。
がんばれだとさ。
わかってるよ。
そろそろちゃんとアピールするつもりだ。
「蓮くん、あのね…今日の放課後話したいことあるから教室で待っててくれる?」
「俺にはない」
月曜日、またまた鳴瀬りこ。
もううんざり!!
でもこれで最後だからって言葉と泣きそうな目に負けた。
放課後、誰もいない教室に俺と鳴瀬の2人。
「最後に告白する。蓮くん、蓮くんが好きです
。付き合ってください」
「悪いけど鳴瀬とは付き合えない。俺、好きな奴いるんだ。でもありがとな。お前ならもっといいやつ見つけられるよ」
「ふふふ。優しいな、蓮くんは」
そう言った鳴瀬に襟元を思いっきり引っ張られてキスされた。
はぁ?!
一瞬のことで頭が真っ白になった。

