勇輝先輩は嫌な顔せずかおり先輩を呼んでくれた。
あたしに気づいたかおり先輩の表情が明るくなったのがわかった。
あたしの前を立ち去る前、勇輝先輩は頭を撫でてありがとなと呟いた。
そんな先輩にドキドキした。
だって!!男の人にあた、頭なでられるなんて初め
て!!
死にそう!!
「美空ちゃんどうした?」
「あの!!あたし、ウインターカップまでバスケ部として活動します!!よろしくお願いします」
過去の話はしない。
大会前にそんなこと聞かされても士気が落ちるから。
これを機会に過去を乗り越えられたらもう1回バスケを始めてみようと思う。
これはあたしにとって一種のかけなのかもしれない。
かおりさんはすごく喜んでくれた。
何度も何度もありがとうと言ってくれた。
麗さんにも話した。
残念がってたけど応援してくれた。
蓮くんにはこれから言いに行く。
とにかく、新島美空、今日から部活をがんばります!!

