テニス部の話か。
美空は麗さんを連れて向こうに行ってしまった。
残ったのはニヤニヤしてる勇輝さん。
はぁ〜どっか行って。
「で、好きなの?」
「じゃない。悩み聞いてただけ。そのうちわかるから」
勇輝さんは納得してない顔でへ〜と言われた。
なんで信じねーの?!
「バスケ部で女の影ないのお前だけだぞ。お兄さんたち心配なの」
「ウッソ…」
んなわけねーだろ。
まじでそうだったら俺完全おいてけぼりだ…。
「彼女作っても負担じゃないの?」
「じゃねーよ。アホか。アイツの応援が俺の活力だ」
勇輝さんの言ってることが少しも理解できない。
俺がそんな顔をしてたからなのか、好きなやつができたらそのうち嫌でもわかるぞって言い、
美空と話が終わった麗さんを連れて屋上の隅に行った。
あそこでキスするつもりだな。
やらしい。
勇輝さんは多分キス魔だ。
部室でいっつもちゅーしたいちゅーしたいって叫んでるから。

