次の日の行きの電車でたまたまアイツを見つけた。
神崎愛華と美空。
同じ電車だったのか。
神崎に用があったのと美空のけがの具合が気になったから近づいてみることにした。
俺のことが視界に入ったのか神崎がニヤニヤし始めた。
昨日のアレのことだよな〜。
別に好きと言ったわけじゃないし気にしねえ!!
「よー神崎。あのさ、今日サッカー出るから委員会遅れるわ。悪いな」
「ん、了解。あたしも競技あるから途中で抜ける」
「ん、そうか。…けが大丈夫なった?」
ついでだ、ついで。用があったついで。
だからニヤニヤやめろ。
という視線を神崎に投げかけてから視線をずらす。
「へ?!なにが!?へ?!」
まさか話しかけられると思ってなかったらしい。
「昨日の湿布」
「…ああ!!大丈夫。もう平気。ありがとう」
「そか。よかった。それじゃ」
アイツ、間近で見たらすげー小さいな。
俺、185cmだから見上げるの大変だっただろうな。

