その日の夜、けんじとか悠大と多くの友だちがお祝いのメールが届いてた。
すげー嬉しいな。
や、でも、まだ気は抜けない。
明日やるとこはまじで強敵だから。
ここ数年ずっとインターハイ行ってるちょー強豪校。
翌日のミーティング。
美空とその後輩のマネがミサンガをくれた。
腕にはつけられないだろうからって足用のやつ。
寝不足気味だからたぶん徹夜で作ったんだろう。
「さんきゅ」
「ほんとはもっと早く渡す予定だったんだけとね」
お前も忙しいから仕方ねーじゃん。
俺だけじゃなく他の部員も喜んでつけてた。
やる気も士気もバッチリじゃん。
それでも、相手は手ごわくて前半押され気味で俺らも応援してくれてる人もハラハラしていた。
これ以上、点差を離すわけにはいかず意地で食らいついた。
そして、試合が動いたのはハーフタイム終了後だった。
俺らの攻撃がうまくいき、点差をどんどんつめていく。
それでも相手だって強いから点差は詰まっても逆転はさせてくれない。
「くっそぅ〜。やっぱ強ーな!!」
瞬がそう言うのも無理はない。
この状態だと精神的にきついものがある。
「あいつらも強いけど俺らも十分強いから逆転すんぞ!!」
「おうよ。わかってら」

