「ちげぇよ」
「ははっ。かわいい彼女だなぁ」
俺とあまり身長が変わらない親父はそう言って、頭をガシガシ撫でてくる。
これ親父の癖なんだよな。
もう子どもじゃねーっての。
「龍司、蓮メシ」
「「へ〜い」」
かーちゃんに呼ばれてテーブルに座った。
俺の隣に美空を座らせて親父を紹介した。
美空とかーちゃんが作ったのはお好み焼き。
あとは適当なサラダ。
「美空ちゃんは料理上手だからいい嫁になりそう。蓮、離すんじゃないわよ」
「当たり前」
「ちょ、」
俺がかーちゃんに言い返すと美空に恥ずかしじゃんって顔で小突かれた。
その様子をみんなで笑っていた。
美空が嫁にきたらこんな感じなのかなとかちょっと想像できてニヤける。
なにはともあれ親父もかーちゃんも美空のこと気に入ってくれてよかった。
美空も楽しそうだったし。

