「声出すなよ?」
「んん、……無理そう…」
かわいすぎ…。
美空のせいで俺の中のいろんなものが駆り立てられている。
声出すなよとか言いつつ、声が聞きたいという矛盾。
「やっべぇ。ゴムねーや」
俺、死亡決定。
寝れない夜を過ごします。
「あ、るよ」
「まじで?!なんで?まさか、こういう状況を予測して持ってたとか」
「ばか…。財布に入れたらお金が増えるって言うじゃない」
ありがたいことに2つも入ってた。
もちろん2個使わせていただきます。
繋がる瞬間がとてつもなく幸せを感じる。
「好き…」
「あたしも」
ギュッと握った手から気持ちが伝わってくる気がする。
俺、美空のこと大事にする。
ものすんごい大事にする。
幸せにしてやると断言できるほどの力量が今の俺にあると思わないからそんな大口叩けないけどさ。

