「お前ら…俺がいるの忘れんな。イチャんな」
「別にいいだろ。嫁とけんかしたのか?」
「担任の嫁を嫁と呼ぶな。お前より年上なんだからな」
先生嫁いたの?
まだ若いし、意外だった…。
しかも2人の話を聞いてたらかなり溺愛してることが判明。
ていうか病的に溺愛してる…。
「あいつ今日仕事で男に会ってんの。ありえなくね?」
別に仕事じゃん。
それを言うなら先生だって仕事で女に会ってることになるし。
「俺もやだ」
「はぁ?!あんたら、ばかじゃないの?それは信用してないってことじゃん」
「お前にはわかんねーよ」
カチンときた。
「わからなくて結構です。数学教えてくれてありがとう。もう教えてくれなくてもいいから。さよなら」
そう言い捨てて、数学好きな準備室を出た。
あたしが結婚相手として考えるの当然蓮だから、将来働きに出るなって言われてるみたいで腹が立った。
そもそも結婚するかなんてわからないし、なんでこんなに腹が立ったのかもわからない。

