ただ好きなだけじゃだめなんだと思う。
信頼して本音を話してって。
蓮とはそういう関係になりたい。
「蓮のわがまま聞きたい」
「俺?お前の笑った顔見てるのが幸せだ。ろくにデートもしてやれなくて激しく後悔してる」
修学旅行であたしの笑顔が見れたからとつけたした。
あたしが笑っているのは隣に蓮がいるからだとわからないのか?この男は。
旅行に行ったから特別笑ってるわけじゃないよ。
「ばか!!蓮の大ばか者!!蓮が隣にいるから笑ってるんだよ?気づけ」
「…へっ?!そ、…れだったら嬉しいです」
「あたしはね、デートしなくたっていいんだよ?この先暇になったらどっか連れてってよ。今は今しかできないことを優先させよ。部活だって今しかできないでしょ?」
「……したくないわけではないんだよな?」
「はははっ!!したいよ、うん、したいしたい。でも部活後の買い食いでも充電デートになってるよ」
「はぁ~お前っていい女だな!!」
どこが?!
あたしなんかだめだめだよ。
「じゃ、俺も弁解。我慢なんかしてねぇよ。ん~でもそう思わせてるならこれからはもっとわがまま言うことにする。ってことでこっちおいで。チューしたい」
…はい。
今回のことであたしと蓮の絆は深まったかな?

