ちゃっちゃと練習して美空のところに行きたい。
あいつ浴衣着てるし、俺はまだ見てないし、モヤモヤがハンパない。
「ちょ、練習やめませんか?」
悠大も俺と同じ気持ちらしい。
神崎が浴衣だと俺が言ってから血相を変えている。
「え〜先輩たちどーせ彼女のところに行くんでしょ?俺、暇だから一緒にいてくださいよ」
やだよ!!
「お前に付き合ってさっき言ってたやついんじゃん。そいつのとこいけ」
「やですよ〜。俺女とか嫌いなんで」
タカはこういうやつだ。
女嫌いっていうか女の扱いがひどい。
尚さんと正反対ってとこだな。
俺と悠大がかなりわがままを言ったから練習はなしになった。
美空の元へ即向かった。
「俺、この校舎よくわかんないからお姉さん案内してよ」
案の定、男に絡まれてた美空。
しかも、中学生って…クソガキだな!!
「無理無理無理。コイツは俺んだ」
「あ、蓮先輩だ。俺、部活の後輩でした。覚えてませんよね?」
「覚えてるに決まってんだろ。付きまとわれてたからな!!」

