ルーム長に呼ばれ、オーディションの
ルール説明をされた。
どうやら、ミニ演劇みたいなことをする
らしい。
「シチュエーションはこう。継母に見捨
てられ、森の中で落ち込んでいる姫を
王子が慰めるの」
「ルーム長!そのシナリオ、白雪姫の
ストーリーと違いますよね?どうして
そうするんですか?」
クラスの誰かが質問を投げかけた。
うん、白雪姫のストーリーを変えるなんて、あるまじき行為だ。
このあたしが許しませんよ?
「それは、王子役に“白雪姫”の雰囲気を
体験してもらうためよ。勝手に“白雪
姫”をギャグストーリーにされちゃ、
困るからね」
なるほど。
確かにあたしも、ギャグストーリーに
されたら『ちょっと後で体育館裏来い
やオラ』状態になる。
「特に、スモールリヴァーくんとか、
やりかねないしね」
そう言ってルーム長は、小川くんの方をチラッと見た。
「俺ですか!やらねーよ!?」
ホール中に、ドッと笑いが起こる。
うん、小川くんはやりかねない。
「よし、じゃあカナぴ、スタンバイ
ついて」
あたしは、指差された場所にへたり
込んだ。
いよいよ、オーディション開始だ。
ルール説明をされた。
どうやら、ミニ演劇みたいなことをする
らしい。
「シチュエーションはこう。継母に見捨
てられ、森の中で落ち込んでいる姫を
王子が慰めるの」
「ルーム長!そのシナリオ、白雪姫の
ストーリーと違いますよね?どうして
そうするんですか?」
クラスの誰かが質問を投げかけた。
うん、白雪姫のストーリーを変えるなんて、あるまじき行為だ。
このあたしが許しませんよ?
「それは、王子役に“白雪姫”の雰囲気を
体験してもらうためよ。勝手に“白雪
姫”をギャグストーリーにされちゃ、
困るからね」
なるほど。
確かにあたしも、ギャグストーリーに
されたら『ちょっと後で体育館裏来い
やオラ』状態になる。
「特に、スモールリヴァーくんとか、
やりかねないしね」
そう言ってルーム長は、小川くんの方をチラッと見た。
「俺ですか!やらねーよ!?」
ホール中に、ドッと笑いが起こる。
うん、小川くんはやりかねない。
「よし、じゃあカナぴ、スタンバイ
ついて」
あたしは、指差された場所にへたり
込んだ。
いよいよ、オーディション開始だ。
