《きゃーー!! 真白先輩かっこいい♡♡》
《和泉先輩もやばい…///♡
さすが学園の１位と２位だね！！♡》
《真白先輩と颯恋ちゃんお似合いすぎる!!》
《朝比奈先輩羨ましい…!!♡》
まただ…。
これ梨玖がいつもお迎え来てくれる度に
こうなるから流石に慣れたーー。
ってか
｢梨玖…？離して？｣
｢やだし｣
｢なんでよ｣
｢なんでも、ってか颯恋ちょっと来て｣
｢え、ちょっと!!｣
連れて来られたのはーー空き教室。
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そして最初に戻る。
こうして私がここに来た流れーー。
｢梨玖!! もう、どいてよ｣
｢ーーーーーよ｣
｢え？｣
｢……さっきの男誰だよ｣
さっきの男？
そんな人いた？
｢え？何のこと？｣
｢は？さっき教室の前で楽しそうに
男と喋ってただろ？あれ、１年だよな？｣
１年？
もしかして…
｢大翔くんのこと？｣
｢大翔くん…？｣
いつもより声が下がるー。
あ、これはやばい…。
｢えぇーと…｣
｢颯恋ちゃんどういうことかな？｣
当たったー。
梨玖がちゃんとか付けて来たら
危ないーー。
