『瑛未、今どこにいんの?瑛未のお母さん心配してるよ?』
「うん…。今ね図書館なんだけどお願い莉子。言わないで!」
『分かったけど早く帰りなよ?』
「うん!ばいばい!」
はぁ。帰りたくないんだよな…
あ、えっとねあたしは橘瑛未。
で、さっきの電話の相手はあたしの親友。清水莉子。
莉子ごめんね、帰るつもりないんだ。
今親と喧嘩してて門限破ったらケータイ没収って言われて絶対に帰りたくない!
でもこれからどうしよう…
とりあえず誰か暇な人いないかな?
あたしはすることがなくよく知らない道に入ったりしていた。
「あれっ!?えみちゃんじゃーん。こんな時間に何やってんの?」
今『えみちゃん』って言ったよね?
あたしじゃないよね?
あたしの友達にこんなチャラい人はいない!
「えみちゃーん。無視??」
これで振り返って違ったら恥ずかしいけど…
「は、はい」
振り返ったら男子が1、2、3、4、5人…
いかにも不良だ
「ねぇねぇ新のどこが良かったの?」
あー、新の友達か…
新は馬場新(ばばあらた)。あたしの元カレでストーカーっぽい人
「優しかったから」
ただそれだけ
「へー。あ、瑛未ちゃんさなでTwitterフォロー返してくれんの?」
誰この人。
「えっと、何って名前?」
「山根だよ。瑛未ちゃん光親高でしょ?一緒だよ!何Rになった?」
あ、一緒だったんだ…
「45R。え、何R?」
「43Rだよ」
「ねーLINE追加しといたけん」
え…
「あ、うん」
あたしも追加しとこ!
ってみんな入ってるし。ま、いいや
えっとー『よっしー』『りょー』『kuman』『りょーへー』『龍』
全然分かんないや
「『よっしー』が俺だけん。佳樹(よしき)な」
山根佳樹さんね。
「『りょー』が俺、森川綾(もりかわりょう)」
「『kuman』は熊野大騎(もりのたいき)、『りょーへー』は朝日綾平(あさひりょうへい)『龍』は市原龍也(いちはらたつや)だから。てかさ瑛未ちゃんこんな時間に何やってんの?」
あ、そーだった。
あたし家に帰るつもりないんだった。
「親に門限破ったらケータイ没収って言われたから帰りたくなくて…」
でもなんかどうでもよくなってきたな…
ブーブー
あたしのケータイが鳴った。メールだ…
【ケータイ没収しないから帰ってきてください】
お母さんからだ。
「誰?親?」
「うん。ケータイ没収しないから帰ってきてくださいだって」
「だったら帰ったら?」
「そーします」
早くこの場からも立ち去りたいし。
「おう。じゃーなー」
はぁ、帰るの怖いな…
「ただいま」
「おかえり」
ん?それだけ?まぁ良かったわ。
とりあえず寝る!おやすみなさーい。
ブーブー…
ケータイのバイブの音で目が覚めた。
誰?こんな朝早くに…
…て、もう11時!?
今日は莉子と野球応援行くのに!!
待ち合わせは11時30分。急がなきゃー!
あ、さっきの誰だったんだろう?
あたしは歯磨きをしながらケータイを開いた。
相手は『りょー』だった。内容は…
【瑛未ちゃん、昨日は大丈夫だった?】
りょーさん心配してくれたんだ。すぐさま返信!
【大丈夫だったよ!心配してくれてありがと~♪】
それから全然返信来ない。
野球応援が終わった。
結果は9-5で勝った。
「ねぇこれからどーする?どこ行く?」
んー、野球したいな…
「ホームランドーム行く?」
ホームランドームは野球もできるし。サッカーもバスケも卓球もテニスもできる。
「いいね。行こ」
あたし達はそのままホームランドームに向かった。
ホームランドームにつき野球をした。
バッティングやったんだけど全然打てないし!
あー、もう疲れた…
あ、なんかケータイ光ってるし。
…って、りょーさんじゃん!
【京都now!ちょーひま!】
え?なんで京都?
「莉子、りょーさんが京都だって」
「りょーさん?あー、あの人か」
莉子には昨日の出来事を話していた。
【なんで京都?】
あたしが返信したらすぐに既読がついた。
よっぽど暇なんだね…
【旅行。姉さんと2人で!夜は車で寝るし】
あー、そーゆーことね!
【車の中で襲わないよーにね(笑)】
これでオッケー!
莉子はバッティング中。
あ、りょーさんからだ。
【いやいや姉さんだからねーわ(笑)まじでセフレほしいわ(笑)】
は!?待って!りょーさん彼女おるんじゃないの?
【なってあげよーか?(笑)】
たしかりょーさんの彼女は美樹だったはず…
なってあげよーか?って言ったけど『ムリ』ってきそう。
【まじで!?】
予想と反対のことが返ってきた。
信じてるね…
まーいいかな?
別に処女じゃないし。
大学生ともヤったことあるから。
【うん。でも彼女にバレたらやばいんじゃない?】
こんなこと考えてるあたしもやばいんだけどね?(笑)
【あー、別れた!誰か良い人おらん~?】
あ…別れたんだね。
んー誰かって言ってもね~
あたし今彼氏いないから言ってみよーかな?
【あたしがいるじゃん(笑)】
すぐに返事がきた。
【いいの!?】
やっぱしそーくるよな。
【うん】
あたしはそう返した。
【お前はこれから俺のだから。あと、りょーでいいよ!】
りょー、ありがとう。
でも今思えばりょーと付き合わなかったら…
あたしはこんなに傷付いてなかったのかもね…
「うん…。今ね図書館なんだけどお願い莉子。言わないで!」
『分かったけど早く帰りなよ?』
「うん!ばいばい!」
はぁ。帰りたくないんだよな…
あ、えっとねあたしは橘瑛未。
で、さっきの電話の相手はあたしの親友。清水莉子。
莉子ごめんね、帰るつもりないんだ。
今親と喧嘩してて門限破ったらケータイ没収って言われて絶対に帰りたくない!
でもこれからどうしよう…
とりあえず誰か暇な人いないかな?
あたしはすることがなくよく知らない道に入ったりしていた。
「あれっ!?えみちゃんじゃーん。こんな時間に何やってんの?」
今『えみちゃん』って言ったよね?
あたしじゃないよね?
あたしの友達にこんなチャラい人はいない!
「えみちゃーん。無視??」
これで振り返って違ったら恥ずかしいけど…
「は、はい」
振り返ったら男子が1、2、3、4、5人…
いかにも不良だ
「ねぇねぇ新のどこが良かったの?」
あー、新の友達か…
新は馬場新(ばばあらた)。あたしの元カレでストーカーっぽい人
「優しかったから」
ただそれだけ
「へー。あ、瑛未ちゃんさなでTwitterフォロー返してくれんの?」
誰この人。
「えっと、何って名前?」
「山根だよ。瑛未ちゃん光親高でしょ?一緒だよ!何Rになった?」
あ、一緒だったんだ…
「45R。え、何R?」
「43Rだよ」
「ねーLINE追加しといたけん」
え…
「あ、うん」
あたしも追加しとこ!
ってみんな入ってるし。ま、いいや
えっとー『よっしー』『りょー』『kuman』『りょーへー』『龍』
全然分かんないや
「『よっしー』が俺だけん。佳樹(よしき)な」
山根佳樹さんね。
「『りょー』が俺、森川綾(もりかわりょう)」
「『kuman』は熊野大騎(もりのたいき)、『りょーへー』は朝日綾平(あさひりょうへい)『龍』は市原龍也(いちはらたつや)だから。てかさ瑛未ちゃんこんな時間に何やってんの?」
あ、そーだった。
あたし家に帰るつもりないんだった。
「親に門限破ったらケータイ没収って言われたから帰りたくなくて…」
でもなんかどうでもよくなってきたな…
ブーブー
あたしのケータイが鳴った。メールだ…
【ケータイ没収しないから帰ってきてください】
お母さんからだ。
「誰?親?」
「うん。ケータイ没収しないから帰ってきてくださいだって」
「だったら帰ったら?」
「そーします」
早くこの場からも立ち去りたいし。
「おう。じゃーなー」
はぁ、帰るの怖いな…
「ただいま」
「おかえり」
ん?それだけ?まぁ良かったわ。
とりあえず寝る!おやすみなさーい。
ブーブー…
ケータイのバイブの音で目が覚めた。
誰?こんな朝早くに…
…て、もう11時!?
今日は莉子と野球応援行くのに!!
待ち合わせは11時30分。急がなきゃー!
あ、さっきの誰だったんだろう?
あたしは歯磨きをしながらケータイを開いた。
相手は『りょー』だった。内容は…
【瑛未ちゃん、昨日は大丈夫だった?】
りょーさん心配してくれたんだ。すぐさま返信!
【大丈夫だったよ!心配してくれてありがと~♪】
それから全然返信来ない。
野球応援が終わった。
結果は9-5で勝った。
「ねぇこれからどーする?どこ行く?」
んー、野球したいな…
「ホームランドーム行く?」
ホームランドームは野球もできるし。サッカーもバスケも卓球もテニスもできる。
「いいね。行こ」
あたし達はそのままホームランドームに向かった。
ホームランドームにつき野球をした。
バッティングやったんだけど全然打てないし!
あー、もう疲れた…
あ、なんかケータイ光ってるし。
…って、りょーさんじゃん!
【京都now!ちょーひま!】
え?なんで京都?
「莉子、りょーさんが京都だって」
「りょーさん?あー、あの人か」
莉子には昨日の出来事を話していた。
【なんで京都?】
あたしが返信したらすぐに既読がついた。
よっぽど暇なんだね…
【旅行。姉さんと2人で!夜は車で寝るし】
あー、そーゆーことね!
【車の中で襲わないよーにね(笑)】
これでオッケー!
莉子はバッティング中。
あ、りょーさんからだ。
【いやいや姉さんだからねーわ(笑)まじでセフレほしいわ(笑)】
は!?待って!りょーさん彼女おるんじゃないの?
【なってあげよーか?(笑)】
たしかりょーさんの彼女は美樹だったはず…
なってあげよーか?って言ったけど『ムリ』ってきそう。
【まじで!?】
予想と反対のことが返ってきた。
信じてるね…
まーいいかな?
別に処女じゃないし。
大学生ともヤったことあるから。
【うん。でも彼女にバレたらやばいんじゃない?】
こんなこと考えてるあたしもやばいんだけどね?(笑)
【あー、別れた!誰か良い人おらん~?】
あ…別れたんだね。
んー誰かって言ってもね~
あたし今彼氏いないから言ってみよーかな?
【あたしがいるじゃん(笑)】
すぐに返事がきた。
【いいの!?】
やっぱしそーくるよな。
【うん】
あたしはそう返した。
【お前はこれから俺のだから。あと、りょーでいいよ!】
りょー、ありがとう。
でも今思えばりょーと付き合わなかったら…
あたしはこんなに傷付いてなかったのかもね…

