長くて短い人生に幕を閉じたあなた。
夢があったよね。
叶えたいものがあったんだよね。
それが何かは私は知らないけど、お別れの時にあなたには夢があったと、あなたのお母さんが言っていたよ。
あと、
“あの子の分まで、どうか生きて”
あなたのお母さんに、そう言われたんだ。
夢を追いかけることができなかったあなたの想いも、その果てを見ることができなかったお母さんの想いも。
すべてを背負って、私は頑張ろうと思うんだ。
転んでも、蔑まれても、嘲笑われても。
生を諦めたりしないから。
辛くても。苦しくても。
どんなに嫌でも。
頑張るから。
だから見てて、なんて図々しいことは言わないけど、たまにでいいから頑張ってるかな?って思ってほしいな。
それとね?
この先の人生に疲れても、胸を痛めても、 それは生きてるから経験できるんだよってあなたに教えてもらったんだ。
楽しいことだけじゃない。
嬉しいことだけじゃない。
いつか味わう胸の痛みも、涙が出るような思いも。
あなたの時だけで散々したって思ったりしたけど。
今よりもっともっと大きな辛さを、私達は生きてるから体験できる。その気持ちを知れる。
そして、生きてるから乗り越えられる。
あなたを喪ってから感じている、張り裂けそうな胸の痛みも穴の空いたような気持ちも。
今の私はまだ、そんな自分の中の空虚感に勝つことはできないけど。
いつか、上にいるあなたに笑って声をかけられるかな。


