ヤンキーの彼氏様

ジリジリジリジリジリ

カチッ


[よしっ!雹零の皆に会いに行こう!!]

ピンポーン

[だれ?]


[友姫祢!雹零の総長が来たぞ!!!]


[えっ?]


[総長…助けて…。]


[朱希 アキ !!!]


[友姫祢。これどういう事だよ。]


[雹零が…危ない。]


[待てよ友姫祢!!!雹零とどういう関係だよ。]


[私は元雹零六代目総長呉蝶だよ。]


[ゆ、友姫祢が!?]


[お兄ちゃん。朱希の手当てしといて。]


久しぶりに特効服着るな…。

[波留呼ばなきゃ。]

バタン



[はるーっ!!]


[ゆきね!?なにその格好!]


[急いで!雹零がピンチなの!!]


[待って。すぐ用意する。]




[ごめん。おまたせ。]


[朝にね朱希が来たんだ。]


[なんで?]


[ボロボロで総長助けてって…。]


[倉庫から声が聞こえる。]


[早く行こう。]


ガッシャーーーーーーンッ

[誰だ!!]


[雹零六代目総長と副総長]


[六代目!!雹零が最盛期の頃の総長じゃねぇか!!]


[テメェ等誰だよ。]


[珀桜と紅牙の連合軍だよ。]


[珀桜に紅牙…。っ!!冬 フユ !!ウチの家に今すぐ行け!!]


[ですが!!]


[朱希が危ねぇっ!]


[分かりました!!]


[波留。冬の付き添いして。]


[了解。総長。]


[茜 アカネ 。今の味方の人数は?]


[幹部と総長しか残ってません。]


[10人弱か。]


[茜達は下っぱ殺って。うちは上の奴等に話してくる。]


[気を付けてくださいね!!]


[おう。]


[珀桜の総長どこだ。]


[あ?誰だ俺の事よんだの。]


[やっぱり霧生だったんだ。]


[テメェ!!!なんで俺の名前を!!]


[だってうちは浪花友姫祢だから。]


[ゆ、ゆきっ!!]


[ビックリした?私元々ここの六代目総長の呉蝶なんだー]


[お、呉蝶!?]


[早くこいつらを帰らせて。ここから出ていって!!!]


[無理だ。]


[何で?]


[もう、世界ナンバーワンになれるからなっ!!]


[ナンバーワンになるなら私を殺してみなさい。]


[なっ!!]


[ナンバーワンになるならどんな人でも殺さないと。例え好きな人であったとしても。]