ヤンキーの彼氏様

ガラッ


[珍しいな浪花が遅刻とは。何かあったのか?]


[えっと。そのー。]


[俺と一緒に来たから。]


[樋上!?お前どうした!!教室に来て!!]


[まぁ、色々。]


[そうか。まぁ、席に座れ。それと、浪花、樋上と来てたのか?]


[あ、はい。朝学校に行こうとしたら樋上くんがいて学校行かないつもりらしくて行こうって説得してたんです。]


[そうか。樋上を連れてきてくれてありがとうな]


[いえ!!]


[今回は二人とも遅刻無しだ!!]


[おー。]


[ありがとうございます!]


[早く席に座れー。]


[はい!]

良かったー。遅刻無しで。

[なんであーゆー事いったんだ?]


[付き合ってることバレたらめんどくさいんだもん。だから付き合ってることは黙っといてね…]


[おー。]


[樋上ー。浪花にちょっかいだすなよー。]


[分かってるわ!]


[浪花は美人だからな!ははは…]


[あははははは…]

何いってんの先生?

[確かに美人だな]


[もー!!ホームルームしましょう!!]


[じゃあ、生徒会長頼むわー。]


[先生がやるんじゃないんですか!?]


[今回は決めることだけだからなー。そこに置いてある紙がホームルームでする内容な、じゃ、頼むわー。]


[はい…]

ガラッ

[じゃあ、決める事をしようと思います。まずは来月。6月にある体育大会の準備、係りなどを決めたいと思います。]


[係りは何があるのー?]


[私たち1年S組が担当する係りは放送です。準備は体育大会前日に準備します。]

30分後



[放送係は二ノ宮 ニノミヤ さん、準備は桝岡 マスオカ くん、鋪 シキ 君で良いですか?]


[はーい!]


[では次に7月この学園伝統の桜学園夏祭りがあります。夜に行われるのですが皆さん行けますか?]


[行ける行けるー!!]


[では出し物だけを決めたいと思います。何か良い案がある方ー。]


[はーい!!お化け屋敷はー?]


[いいですね!!!他にある方ー]


[お化け屋敷に集中しようぜー]


[では、そうしますか?]


[さんせーい!!]

キーンコーンカーンコーン

[では出し物はお化け屋敷に決まりです!では解散。]


[おーはよっ!友姫祢]


[おはよう。はるちゃん]


[一緒に行こうって言われてたんでしょ?]


[流石はるちゃん。]


[で、榑亞 クレア さんが関係してたり?]


[その通り。]


[まだ榑亞さんにもばれてないよね?あの事]


[うん。]


[びっくりするだろうなあ…かつて最恐と言われた呉蝶 オウチョウ が妹って聞いたとき。]


[お兄ちゃんにバレたら霧生にも言うつもりだよ。]


[そっか…今日、学校サボらない?]


[だーめっ。明日なら良いよ。]


[明日さうちらが入ってた族にいかない?]


[久しぶりにみんなに会うのかぁ。いーね!いこう!]


[じゃ、また明日ね。]


[どこいくの!?]


[さーぼーりっ]