[学校に決まってるだろ!]

ですよねー。

[わ、分かった!!]


[じゃ、家まで道教えて。]


[う、うん。]

親友に見つからないと良いが。

[じゃ、行こーぜ。]


[うん!]


[後ろのれよ!!]


[分かった。]

このバイクの椅子すげーっ!ふわふわー!

[んじゃ、行くぞー]



[ここかぁ。ゆきの家]


[ゆ、ゆきね!?]


[あ、はるちゃん…]


[はるちゃん?]


[私の親友だよ。]


[ゆきね!どうしたの!?]


[ゆきの親友だよね?俺ゆきの彼氏。樋上霧生。よろしくな]


[ひ、樋上霧生!?]


[おう。俺の名前知ってるんだな。]


[あ、もうこんな時間!!塾行かなきゃ!霧生送ってくれてありがとう!はるちゃん行こう!!]


[おう。がんばれよー]


[早く行こう。]



[ゆきねあれは何?]


[私も出来るなら聞きたいよぉ]


[てかゆきねいつから付きあってたのよ]


[今日]


[いつもなら振るくせに今回はOKだしたんだね。]


[う、うん。まぁ。]


[ま、なんかされたら言ってよ。相手がヤンキーだろうが親友に手ぇ出したら許さねぇから。]


[う、うん。]

ここにもヤンキーいたね…。