離してなんてあげねえよ




「いいって…」



「跡がついたらどうすんの!!



冷やしなさい!」




そう言って美嵩は



零れた所に水をあててくれた




「ごめんね…



少し赤くなってる……」


美嵩の表情が



あまりにキレイすぎて



つい、意地悪な事を言ってしまった





「許さない」



「………」



美嵩は困ったような表情をした




こうして見てみると



どちらが大人か


わからないぐらい



美嵩が幼く見えた