離してなんてあげねえよ





「はい、じゃあ体温計で計りますから


手をあげて下さい」



「いや、自分でできるから」



遥清君は不器用に体温計を奪い



自分のわきの下にあてた



「それよりさー」



蓮水君がニヤニヤしながら言う




「白衣って萌えるね♪」


「…………」




「わざわざ着る必要ないんじゃない?


美嵩先生」



遥清君に図星を突かれて

動揺してしまった




「着たかったの!一回だけ!」




あたしの馬鹿



本音を言ってどうすんのよ…