離してなんてあげねえよ




「それに…学校ももうやめました…、陽暮にももう会わないと言いました!今さら…今さらだなんて…」



「美嵩さん」


湊のお母さんが肩をポンと叩く


「湊からもらった…あの小さな箱を開けて見てください」


「でも…私に見る資格なんて…」



「資格なんて関係ありません、開けてやって下さい」



湊のお母さんが言うので、あの小さな箱を私は開けた



中には眩く光る指輪が


「……for ever happy…?」


指輪の中にはそう書いてあった



ここは普通【Love】って書くんじゃ…



「湊は…愛よりも幸せという言葉を選びました、あなたに幸せになって欲しいかったから…」



湊…