デザイア


「 えっ、そんなの嫌だ!だったら、最後ま
で皆といたい。」
と言っても…声はやはり震えた…

「 そういうわけには、いかないんだ…
セラ分かるだろ? 」

「 ……… 」

「 でも! 」
と嫌がる私を二人は、なかば無理矢理
近くの何かの装置の下に押し込んだ…

「 見るな、聞くな、動くなジッとしてろ
最初で最後の頼みだ…無駄にし… 」
は悲しそうに笑って言った…

最後の言葉は、聞けなかった…
なぜなら、ヤツラが来て二人が私から離
れたから…