トモヤが静かに話出した。
「ハルトの遺書があったとお聞きしました…その内容はどのようなものだったでしょうか?」
静かな空気が流れる。
時計の音さえもやかましく聞こえる。
トモヤが生唾を飲む音が聞こえた。
拳を握りしめて、ハルトの母親の次の言葉を待つ。
遺書には、なんて書いてあったんだ…
ハルト…お前の思いは、なんだ…。
「ええ、確かに、ハルトの机の上に遺書がありました。白く、なにも書いていない封筒に入っていました。その中には一言だけ、こう綴ってありましたわ…
『ごめん、もう限界』
とだけ…」
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