彼女と僕の136日間






ドンッ!


井森先生が出て行った後、トモヤが拳で机を叩いた。


「やっすい言葉ばっかり並べやがって…、ハルトが死んだことなんてなんとも思ってないんだろ…」

「…」


クラスに重い空気が流れる。
誰も言葉を発しない。








「中林くんは…なんで自殺しちゃったんだろ…」


ぽそっと、物を落とすように呟いたのは島田カナ。
カナは思ったことをすぐ口にしてしまう、いわゆる空気が読めない奴で…

この場の空気も読めていないのか、独り言が漏れた。









「お前、場をわきまえろよ…?言っていいことと悪いことがあるだろうが!」


島田の一言に対して、言葉を発したのは、早川アヤトだった。
アヤトはサッカー部で、明るく、優しい性格の奴で、クラスの人気者だ。しかし今は島田に対する口調が厳しい。こんなアヤトを見るのは初めてで、周囲のみんなは驚いた顔をしている。





「だって…自殺した理由が気になるじゃん」
「だから、空気を読めって!」