彼女と僕の136日間




「みなさん、着席してください…ホームルームを始めますよ」



いつの間にか、予鈴が鳴ったらしく担任が入ってきた。
中年のおばちゃん、井森先生。


あちらこちらにいた生徒も各々自分の席に着く。

全員が席に着き終えたところで、井森先生は話しを始めた。



「みなさん、ご存知とは思いますが、今朝、中林ハルトくんの遺体が発見されました。彼の母親への遺書も見つかり、警察は自殺だと判断したようです」



「…」

クラスの反応は重い。みんながそれぞれ何を考えているのかは分からない。

ただ、みんながハルトのことを考えているに違いない。




「私も彼の死は非常に残念です。言葉に言い表せないほどの怒りを感じております。彼本人も辛かったでしょう。安らかに眠ることを願いましょう…」

井森先生はそれだけ言い残して教室を出て行った。