彼女と僕の136日間




「リョウスケーーー!ごめーん!今日部活だから先帰ってていいよー!」
「分かった。帰り、気をつけてね?」
「うん!ありがとう!じゃあね!」



レナは手を振り、走りながら部活へと向かった。


レナに別れを告げて帰る支度をしていると、トモキが近づいてきた。


「おーおー、熱いねぇ。あんなに見せびらかさなくてもよー」
「見せびらかしてねーよ、羨ましいのか」
「はいはい、せいぜいお幸せに」



トモキの冷やかしをさらりと受け流し俺は教室から出た。