「大丈夫?裕紀乃、なんかあった?」
「えっ?な、何もない、です……」
自分を落ち着かせるためにアイスミルクティーをゴクゴク飲む。
「部活の時もおかしかったよね?」
瑞葵がそう言ってきた。
「そうそう。パートを忘れたり、違う音を出したりね」
部活中、ボーとしていた私は瑞葵や七海先輩が言うようにおかしかった。
吉川先生に大声を出され叱られた。
「だから気になってお茶に誘ったんだけど……。ねぇ、裕紀乃?なんか悩みでもあるの?」
七海先輩は深刻そうな顔をして、脚を組み直しながらそう聞いてきた。
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