「てか、お前、顔が赤いぞ?」
「えっ?」
自分の頬に手を持っていく。
凄く熱くなってる……。
「熱あるんじゃね?」
水澤先生の顔が近付いて来る。
えっ?
な、何で?
水澤先生が私のおでこに手を当てようとした時……。
“パシンッーー”
「や、やめて下さい!大丈夫、だから……」
私は水澤先生の手を払いのけてそう言った。
目を見開き驚いた顔をしている水澤先生。
「わ、私、部活に行きますから!」
水澤先生と目を合わせないように、カバンを持って急いで保健室を出た。
胸がドキドキしてる。
胸元をギュッと抑えながら廊下を歩く。
廊下を曲がった時、私の足の力が抜けてその場に座り込んでしまった。



