「ほれ、荷物」
水澤先生は私の方に軽くカバンを投げた。
「あ、ありがとう、ございます……」
って、何で隣に座るのよ!
「あ、あの……」
「急いで来て疲れたから、ちょっと休憩」
「そ、そうですか……」
「てかさぁ、昨日に続き、また寝不足か?今日は疲れたことしてねぇだろ?」
「その逆です」
「はっ?」
「昨日、あまりにも疲れたから早く寝たら体が余計にダルくなったんです」
「なんだ、それ?」
水澤先生はそう言ってケラケラと笑い出した。
そんなに笑わなくてもいいじゃん……。
しかも距離が近くて、ドキドキして、また倒れそう。
早くどっかに行ってよ……。



