「水澤先生に荷物を持って来てもらうように頼んだから、帰ってゆっくり休みなさい」
相川先生はそう言ってニッコリ微笑んだ。
「でも部活が……」
昨日休んだのに、今日は休めない。
文化祭の合同練習も始まるし、みんなに迷惑かけれない。
「部活に行きたい気持ちもわかるけど……」
「もう大丈夫です。寝たらスッキリしたし」
私はそう言って笑顔を作った。
「そう?」
「はい!」
「でも、あまり無理しないようにね」
相川先生がそう言った直後、保健室のドアが開いた。
私の荷物を持って入って来た水澤先生。
走って来たのか息を切らして額には少しだけ汗が滲んでいた。



