「大倉さん、目が覚めた?」 保健室の先生が保健室に入って来た。 保健室の先生、相川(アイカワ)先生は年配の女性で、いつもニコニコしている。 親しみやすくて話しやすい先生で私は相川先生が大好きだった。 「はい……」 「こっち来て座ったら?」 相川先生の言葉に私は保健室の中にあるソファーに座った。 保健室の時計を見る。 今、帰りのHRの時間だ。 昼休みに部室に行った事までは覚えてる。 水澤先生が部室に入って来て、それから……記憶がない……。 だから長い時間、保健室で寝てたんだ……。