お弁当もそろそろ食べ終わろうとしていた時、七海先輩が屋上に来た。
「あっ!いたいた」
私たちを見ると、七海先輩はそう言って私たちの側に駆け寄って来た。
「どうしたんですか?」
「お昼を食べ終わったら部室に来て?文化祭の件で話し合いをしたいから」
「はい」
「了解です」
「ところで裕紀乃?きのうはどうしたの?」
「水澤先生にこき使われてたらしいですよ」
瑞葵が私の代わりにそう言ってクスクス笑った。
「えー!そうなの?」
私はコクンと頷いた。
「水澤先生、カッコイイよね〜。うちのクラスでも話題になってるわ」
「ですよね〜」
七海先輩と瑞葵は水澤先生の話で盛り上がってる。
私は食べ終わったお弁当箱をハンカチに包んでいた。



