「な、何でもない!」 私は首を左右に振りながらそう言った。 言えるわけないじゃん。 絶対に言えない。 言ったら水澤先生、絶対に笑うもん。 「何でもないって……」 水澤先生はそう言って言葉を切ったあと“あぁ!”と車内に響くデカイ声で叫んだを 「おまっ、もしかして……」 「えっ?」 「これ飲んだら水澤先生と間接キスになっちゃう〜とか思ったんだろ?」 水澤先生はそう言ったあとは大爆笑。 見抜かれた……。 ケラケラ笑ってる水澤先生。 やっぱり大爆笑すると思った。 だから言いたくなかったのに。