「ネックレス、してくれてるんだ」
水澤先生は私の胸に光っているネックレスのチャームを指でそっと撫でた。
「好きな人からもらったものだから……」
「そっか……。なぁ、大倉?」
「ん?」
「俺と、また付き合って欲しい……」
「えっ?」
「あんなことして、告白なんて間違ってるかもしれないけど、俺は大倉が好きだ。大倉が俺のことを信用出来なくてもいい。これから信用してもらえるように頑張る。だから、俺の側にいて欲しい……」
私は水澤先生の体に抱きついた。
「大倉?」
「先生、ありがとう……私、夢見てるみたいだよ……。私も先生の側にいたい……」
顔を上げると、さっき玄関前で見せたあの優しい顔の水澤先生が私を見下ろしていた。



