「でも俺は、お前を傷付けたことには間違いないし、お前の前から逃げたんだ」
「それでも!それでも私は先生が好きです」
私の揺るがない気持ちに、水澤先生は目を見開いて私を見た。
「私は水澤先生に嫌われてもいい、好きになってもらわなくてもいい、でも自分の気持ちを伝えたかっただけです……先生?ゴメンね……」
ポロポロ流れ落ちる涙。
水澤先生の顔もまともに見れないくらい涙でぐちゃぐちゃ。
「帰ります……」
私はそう言って、その場から立ち上がった。
「ゴメンなさい……」
水澤先生にそう言って、リビングから出ようとした時、背中に衝撃が走った。



