どれくらい時間が経ったんだろう……。
再び、階段を上がる音が聞こえてきた。
目をギュッと閉じて、階段を上がってる人物を待つ。
次こそ水澤先生だったら……。
それとも、また違う人かな……。
そんなことを考えながら、ゆっくり目を開けて立ち上がり廊下に出た。
「…………ッ!」
廊下をゆっくり歩いてくる人を見て声にならない声が口から漏れた。
廊下を歩いている人も私を見て立ち止まり、目を大きく見開いている。
「せん、せ……」
目の前には大好きな水澤先生がいる。
2年ぶりに会う水澤先生。
目からポロポロと涙が流れ、気付くと私は走って水澤先生のところまで行くと、水澤先生に抱きついた。



