七海先輩の部屋は2LDK。
ブラウンを基調としたオシャレなLDK。
2部屋あるうちの和室を使ってないってことで、そこを貸してもらえることになった。
物が全くない殺風景な6畳の和室。
布団を買ったり机を買ったり……。
明日、七海先輩について来てもらって買おう。
「この部屋、凄くいいですね!」
「部屋空いてるみたいだから、瑞葵もここに決めたら?」
和室に荷物を置いて、リビングに戻ると七海先輩と瑞葵はそんな会話をしていた。
「ここに決めちゃおうかな。そしたら七海先輩も裕紀乃もいるし!」
「決めちゃいなよ」
七海先輩はキッチンでお茶を淹れてくれてる。
瑞葵は対面キッチンのカウンターのところの椅子に座っていた。
「あ、裕紀乃!」
瑞葵が私に気付いて、手を振ってきた。
私は瑞葵の隣の椅子に座った。



