「私、七海先輩と同じ大学に行きたいんです!」
「うん。知ってるよ?」
「もし、七海先輩が迷惑じゃなければ七海先輩のアパートに置いてもらえないでしょうか?もちろん家賃生活費は今ある貯金から半分払います!バイトも見つけます!お金が貯まったら新しくアパートを見つけて出て行きます!」
「えっ?」
やっぱ無理だよね……。
いきなりアパートに置いてくれなんてお願い……。
頭を下げた私は目だけで七海先輩をチラッと見た。
「やっぱ無理ですよね……すみません……」
「ううん。いいよ」
「えっ?」
「一部屋余ってるし、裕紀乃なら大歓迎!」
「ホントですか?」
「うん」
七海先輩の優しさに涙が溢れてきた。
「ちょ、裕紀乃!泣かないでよ!」
「だって、嬉しくて」
私は泣き笑いの顔になって、それを見た七海先輩はクスクスと笑っていた。



