「で、相談って何?」 七海先輩は注文したコーヒーに砂糖とミルクを入れながらそう聞いてきた。 「私とお母さんの関係って知ってますよね?」 「……うん」 七海先輩は少し悲しい目をして頷いた。 「まだ和解してないの?」 「はい……」 「そっか……」 「それで、私、家を出ようと思ってるんです……」 「えっ?」 七海先輩は目を大きく見開いて私を見た。 「家を出て、行くあてあるの?」 「そのことで七海先輩にお願いが……」 私はアイスミルクティーを一口飲んで、七海先輩の目を真っ直ぐ見つめた。