「裕紀乃は地元に残って浪人生だね」 「そうですね……」 七海先輩の言葉に私は苦笑いしながらそう言った。 その時、注文していたランチが運ばれてきた。 「裕紀乃も来年受かれば、七海先輩と同じ大学に行けるわけだし、そうしたら、また3人で頻繁に会えるよね!」 瑞葵はそう言って笑顔を見せると、ランチで注文したパスタをツルツルと食べた。 「ねぇ、裕紀乃?」 「はい」 オムライスを食べていた手を止めて七海先輩を見た。