私と瑞葵は駅の新幹線ホームにいた。
卒業式の前日に七海先輩から連絡があり、卒業祝いに新幹線に乗って駆け付けると言ってくれた。
「七海先輩に会うの久しぶりだよね!」
「そうだねぇ!楽しみ!」
七海先輩と会うのは1年ぶりくらいかな。
遠距離恋愛の彼氏を待つようにドキドキしていた。
新幹線がホームに着く。
沢山の人が新幹線から降りてきた。
「七海先輩いた!」
瑞葵が七海先輩を見つけ、駆けていく。
そのあとを私もついて行った。
「七海先輩!」
瑞葵が七海先輩に抱きつく。
すっかり大人な女性になった七海先輩。
「裕紀乃、瑞葵、久しぶり!」
「久しぶりです」
「卒業、おめでとう!」
「ありがとうございます!」
そんな会話を交わしながら、私たちは新幹線ホームをあとにした。



