「私は……私は、先生が好き……」
そう言った私の目からポタポタと涙が零れ落ちていく。
私の気持ちは変わらない。
水澤先生が好き。
「…………ゴメン」
俯いたままの水澤先生は呟くようにそう言った。
「せん、せ?」
「キミを愛することは出来ない……」
「それでも!私は!」
「俺はキミを復讐のために利用したんだ」
顔を上げた水澤先生は悲しそうな目をしていた。
どうして、そんなに悲しい目をするの?
「それでも先生が、好き……」
「ゴメン……帰ってくれ……」
私から目を逸らす水澤先生。
私はその場から立ち上がり、荷物を持つとリビングを出た。



