玄関のチャイムが鳴る音が部屋に響いた。
水澤先生が私から離れる。
こんな時間に誰?
…………まさか!
お母さん?ってことはないか……。
1回呼び鈴が鳴り、しばらくして呼び鈴を連打する音が部屋に響く。
激しく連打される呼び鈴。
「…………チッ!」
水澤先生が舌打ちをして玄関の方を見る。
「先生?」
不安で胸を押し潰されそうになる私。
それを察したのか、水澤先生は優しい笑顔で私の頭を撫でる。
「大倉はここにいて?大丈夫だから」
「せん、せ?」
再び私の頭を撫でると、水澤先生は玄関に行った。
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